コントレイル 史上3頭目の無敗3冠達成 父子2代制覇の偉業

競馬のコントレイルが偉業を達成した。京都競馬場で10月25日行われたクラシック3冠最終戦となる第81回菊花賞(3歳オープン、G1・芝3000m、18頭立て、1着賞金1億2,000万円)で、福永祐一騎手騎乗で単勝1.1倍の圧倒的1番人気に支持されたコントレイル(牡、栗東・矢作芳人厩舎)が勝利。1984年のシンボリルドルフ、2005年の父ディープインパクトに続く史上3頭目の無敗3冠制覇を果たした。通算成績は7戦7勝。
レースは、ほとんど危なげなかった皐月賞、日本ダービーに比べて、一瞬ヒヤリとさせる接戦となり、最後の100mほどは馬体を合わせての競り合いとなったが、これを凌ぎ切った。クビ差の2着にはアリストテレス、さらに3馬身半差遅れた3着にサトノフラッグが入った。