アウン・サン・スー・チー国家最高顧問が率いる国民民主連盟(NLD)の報道官は11月9日、開票作業が続いているミャンマー総選挙について、NLD独自の集計で「次も政権を担うだけの議席を獲得した」とし、単独過半数を確保したと発表した。ただ、現時点では選挙管理委員会の公式結果発表待ちの状態。
上下両院の定数は計664で、民選枠は498。人口全体の7割を占めるビルマ人が多数の地域では、前回選挙と同様、NLDが圧勝する勢いだという。
こうした状況を受け、菅首相はアウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相にコロナ禍の中、総選挙が成功裏に実施されたこと、NLDが勝利を収めたことについて、祝意を表するメッセージを送った。