全米45州で新型コロナ検査の陽性率5%超え 感染再拡大鮮明に

米国ジョンズ・ホプキンス大学によると、米国全体の9割にあたる45州でPCR検査の陽性率がWHO(世界保健機関)の目安の5%を超えた。全米で新型コロナウイルスの感染再拡大が鮮明になった。新型コロナウイルス感染者は、欧州や日本をはじめとするアジアなど全世界で再拡大しつつある。
新型コロナ感染者で累計1,200万人超えの世界最大の米国だが、陽性率が5%を超える状況になると、新たな段階に入ったと捉える必要があるのか。ニューヨーク市ではデブラシオ市長が先日、陽性率が3%に達したことを重く受け止め、11月19日から市内の公立学校の休校にしているほど。ニューヨーク州のクオモ知事は感謝祭(11月26日)後には感染者が急増すると警告している。
なお、世界でコロナ感染者の多い国々では現在、インドで約900万人、ブラジルで約600万人に上っている。