インド高速鉄道新幹線 初の工事契約締結 開業は1年遅れの24年

日本とインド両政府がインド西部で進める日本の新幹線方式による高速鉄道建設計画で、インドの高速鉄道公社は11月26日、初めて路線本体の工事契約をインドの建設会社と結んだ。工期は4年の見込みで、開業は少なくとも1年遅れの2024年頃になるとみられる。
高速鉄道はアーメダバードと商都ムンバイの約500kmを約2時間で結ぶ。車両の運転や線路のメンテナンスなどの研修施設はグジャラート州で2017年9月に着工、一部はすでに完成している。今回契約が結ばれたのは237kmの区間。高架橋やトンネル、4つの駅の建設などが含まれ、着工は1~2カ月後の予定。