熊本大が2大学と提携 アイルランガ大,ITSと交流強化
熊本大学は東ジャワ州スラバヤの国立アイルランガ大学と連携強化に向けた覚書、スラバヤ工科大学(ITS)と修士レベルでの共同学位プログラムをそれぞれ締結した。これにより、インドネシアの大学機関との交流を促進する。
11月25、26の両日にはスラバヤのホテルで第10回熊本大学フォーラムを開催。同大からは約40人の教職員が参加し、アイルランガ大やITS関係者も出席した。アイルランガ大の研究者が生命科学分野の学部の教育に関してプレゼンし、熊本大の研究者は地質工学など様々な分野で特別講義を実施。同大の谷口功学長は「インドネシアの大学機関と関係を深化させていきたい」と意気込みを語った。
熊本大学には現在450人の留学生が在籍。インドネシア人留学生は全体で2番目に多い44人。2010年にはITS内に熊本大オフィスを設置し、学術交流などを通じ両校の交流を深めてきた。