福井・大飯原発設置許可取り消し不服 大阪高裁に国が控訴

福井県の大飯原子力発電所(3号機・4号機)について、国は原発の設置を許可した原子力規制委員会の決定を取り消すとした12月4日の大阪地方裁判所の判決を不服として、12月17日、大阪高等裁判所に控訴した。
国は、あくまでも大飯原発に出した設置許可に問題はなかったと主張して、強行突破を図るのか、周辺の”住民目線”で安全審査をやり直すのか、福島の原発事故を真に教訓とできるのか、裁判の成り行きが注目される。