日本 洋上風力・電動車に本腰 50年脱炭素社会へ「グリーン成長戦略」

日本政府は12月25日、2050年の脱炭素社会に向けた「グリーン成長戦略」を発表した。洋上風力発電など再生可能エネルギーの普及に加え、ガソリン車から電動車への移行や水素の活用に本腰を入れる。
実行計画では14の重点分野を設け、それぞれの目標の年限や支援策を明記。成長戦略による経済効果を2030年は年約90兆円、2050年に年約190兆円に上ると試算した。菅政権が2050年に温室効果ガス排出量を、実質ゼロにする目標を掲げたことを受けて策定した、初の包括的な計画。