首都圏1都3県知事が政府に緊急事態宣言要請 医療崩壊を懸念

新型コロナウイルスの感染が首都圏で急拡大し、医療体制の崩壊が懸念される事態となっていることから、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の知事は1月2日、西村経済再生担当大臣と面会し、緊急事態宣言の発出を速やかに検討するよう要請した。
西村大臣は「首都圏の感染状況は緊急事態宣言の発出が視野に入る厳しい状況という認識を共有した」と述べた。そのうえで4人の知事に対し、飲食店での酒類の提供は午後7時までとし、閉店時間を午後8時とすることや、午後8時以降の不要不急の外出の自粛を住民に要請するよう求め、要請に応じた飲食店への支援を拡充する考えも伝えた。