千代田化工建設(本社:横浜市西区)は1月5日、パプアニューギニアの国営石油会社、クムール・ペトロリアム・ホールディングスより、同国モロべ州の州都ラエ市近郊で計画されている浮体式LNG貯蔵再ガス化発電(FSRP)設備の基本設計業務を受注したと発表した。
このFSRPは、75MW(メガワット)規模の発電設備を搭載予定で、14万㎥のLNGを積載し貯蔵することができるため、小型貨物船に荷下ろしすることで地域の小規模発電所にLNGを供給することができる。また、パイプラインを通じて地元の重工業地域の発電所にガスを供給することも可能。