日本の20年企業倒産7,773件 30年ぶり低水準 公的支援奏功

東京商工リサーチのまとめによると、2020年の全国の企業倒産(負債額1,000万円以上)は、前年に比べ7.3%減の7,773件で、バブル経済期の1,990年以来30年ぶり低水準にとどまった。減少は2年ぶり。新型コロナウイルス対策の実質無利子・無担保融資など各種の給付金、公的支援策が奏功した。コロナ禍に関連した経営破綻は792件。負債総額は前年比14.3%減の1兆2,200億円。業種別ではサービス業が1.1%増の2,596件。建設業や卸売業、製造業の倒産は減少した。