日本の20年食品輸出9,223億円 コロナ禍も過去最高 8年連続最高

日本の2020年の農林水産物・食品の輸出額は前年比1.1%増の9,223億円に上った。新型コロナウイルスの世界的な流行拡大を受け、和牛など外食向け産品に急ブレーキがかかったが、家庭で消費する”巣ごもり需要”が海外でも広がり、鶏卵やコメの輸出が伸びた。その結果、コロナ禍にもかかわらず、総額は前年を上回り、8年連続で過去最高を更新した。主な内訳は農産物が11.7%増の6,565億円、水産物は20.7%減の2,277億円などとなった。