IATA 新型コロナ禍で世界の航空需要3分の1に縮小

国際航空運送協会(IATA)は2月3日、航空会社の有償旅客の輸送距離を示す「有償旅客キロ(RPK)」が2020年に世界で前年比65.9%減となったと発表した。航空需要が3分の1に縮小したわけ。新型コロナウイルス感染症の拡大が航空業界を直撃したことが顕著に表れた。
2021年も大幅な回復は見込めず、最悪の場合、2019年比で4割程度にとどまる可能性もあるとしている。