国内二輪市場は5年以内に縮小局面に MTI会長

国内二輪市場は5年以内に縮小局面に MTI会長
 インドネシア運輸協会(MTI)のダナン・パリクシット会長は2月1日、今後5年以内に国内の二輪市場は縮小局面に入り、需要が年間10%ずつ減少するようになるとの見通しを明らかにした。MTIによると、インドネシアの二輪車の保有台数は世帯当たり1台。このまま年間12~15%の成長を続ければ、5年以内に2台まで増加すると分析。その後は減少傾向に転じるとみている。二輪車製造業者協会(AISI)によると、2012年の二輪車販売は、頭金規制の影響を受け、11年の804万台から11.83%減少し、706万台となった。
 東南アジア諸国連合(ASEAN)二輪車協会(AAF)によると、東南アジアの2011年の二輪車販売は1050万台で、インドネシアが最大だった。世界でも中国、インドに次ぐ3位の市場を形成している。