灰の被害深刻で住民が発電所の停止要求 リアウ州
リアウ州バタム市ノンサ郡トゥラガ・トゥグール地区の住民300人は2月5日、国営電力会社PLNのバタム事務所前で、タンジュン・カサン石炭発電所の運転停止を求める抗議活動を行った。地元メディアによると、同地区の住民代表は、我々の居住地域は発電所からの灰やすすに覆われている。問題が解決するまで発電所の停止を求める-と訴えている。
灰については、PLN側は輸送船からの荷降ろしの際に風で居住地域に運ばれたもの、発電で発生したものではない-と説明しているが、降灰に悩む住民の理解は得られず、対立している。同発電所は2012年末に稼働を開始し、月3万㌧の石炭を使用。バタム島の30%に相当する電力を供給している。