大商がムスリム観光客誘致用接客マニュアルを作成
大阪商工会議所はムスリム(イスラム教徒)の観光客を接客する際の基本知識などをまとめた冊子を作成した。豚肉やアルコールの飲食が禁止されていることや1日に5回礼拝する習慣など、ムスリムに関する基本的なルールやマナーを紹介している。5000部作成。希望する小売店や飲食店に無料配布する予定。
今年は訪日外国客が大幅に増え、インドネシアやマレーシアからのムスリムの観光客が増えている。大商は今後もムスリムの来阪が増え続けるとみて、ムスリムに関する基礎的な知識の啓発が必要と判断した。商店街やショッピングセンターなどから要請があれば、大商職員を派遣し”出前講習会”も開くという。