香港 20年11月~21年1月の失業率7.0%と約17年ぶり高水準

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国・香港特別行政区政府統計処がこのほど発表した2020年11月~2021年1月の失業率(季節調整済み、速報値)は、2020年10~12月期から0.4ポイント上昇し7.0%を記録、約17年ぶりの高水準となった。
業種別にみると、個人消費や観光客の減少の影響を受けやすい小売・宿泊・飲食業で10~12月期から0.7ポイント悪化して11.3%を記録し、中でも飲食業は14.7%へ悪化した。このほか多くの業種で軒並み悪化し、とくに教育・芸術・エンターテインメントなどの分野の悪化が目立った。