20年日本沿岸の海面水位が過去最高に 平均値より87ミリ高

気象庁は2月25日、2020年の日本沿岸の平均海面水位が平年(1981~2010年の平均値)より87ミリ高くなり、統計を開始した1906年以降最も高くなったと発表した。暖かく体積の大きい黒潮が関東・東海の沿岸に多く接近し、海面が盛り上がったことが要因としている。
地区別にみると、関東・東海の沿岸が132ミリ、北陸から九州の東シナ海側が102ミリ、近畿から九州の太平洋側が73ミリ、北海道・東北の沿岸が40ミリ、いずれも平年より高かった。