ASEAN ミャンマー情勢で特別外相会議 異例の「懸念」表明

ASEAN(東南アジア諸国連合)は3月2日、特別外相会議をテレビ会議方式で開き、1カ月前の国軍によるクーデター後、幅広い市民の抗議デモによる混乱が続くミャンマー情勢について協議した。その結果、「懸念」を表明する議長声明を発表した。ASEANは内政には不干渉を原則としている。それだけに域内国の状況に懸念を示すのは異例のことだ。声明は、全当事者に武力的な行動を控え、建設的な対話を通じた平和的解決の模索を要請している。