尾身会長 コロナ「変異株が早晩主流に」監視態勢強化を

日本政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は3月10日、衆院厚生労働委員会で、今後の感染状況に関し「変異株が早晩主流になる」と述べた。感染力が強いと指摘される変異株に対し、監視態勢強化の必要性を強調した。尾身氏は全国各地で変異株の集団感染が起きているとして「間違いなく、既存株に取って代わるプロセスが始まっている」と指摘した。
変異株の感染者数は3月9日現在、25都道府県で320人以上確認されている。