2021年度予算は3月26日の参院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。一般会計総額は106兆6,097億円と9年連続で過去最大。当初予算として3年連続で100兆円を超えた。
新年度予算は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う企業業績の低迷によって税収は20年度当初比9.5%減の57兆4,480億円を見込む。歳入不足を補うため、新規国債発行額は33.9%増の43兆5,970億円と当初段階で11年ぶりに増加。この結果、歳入全体に占める国債の割合を示す国債依存度は40.9%と、14年度以来7年ぶりに40%を超えた。