首相「こども庁」創設検討 省庁横断で情報を一元的に把握・調整

菅義偉首相は4月1日、子どもに関する施策の司令塔となる「こども庁」を創設する本格検討に入った。首相は、党の少子化対策対策に関する勉強会のメンバーの同庁設置を求める提言を手渡され、「大変重く受け止めた」とし、その後、ニ階俊博幹事長に対し、同庁発足に向けた総裁直属の準備組織を党内に設置するよう指示した。提言は児童虐待や不登校などに対応するため、省庁横断で子どもに関する情報を一元的に把握し、政策立案や関連省庁との調整を担う。