海洋研究開発機構の調査によると、日本のおよそ500km沖合の深海で多くのプラスチックごみが見つかり、ごみの量は推計で1k㎡当たり最大7,000個に上ることが分かった。調査は2019年8~9月に房総半島の沖合、相模湾など5カ所で実施した。
房総半島の沖合520km、水深およそ5,700mの深海から、昭和59年製造と記されたハンバーグの袋や歯磨き粉の容器、同半島のの沖合480kmの深海ではレジ袋など使い捨てのプラスチック製品が多数それぞれ見つかり、目視で確認できたごみの数をもとにプラスチックごみの量を推計したところ、1k㎡当たりおよそ7,000個に上ることが分かったという。