2月給与総額0.2%減の26万5,972円 11カ月連続減 ノー残業響く

厚生労働省が4月6日発表した2月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の企業)によると、基本給や残業代を合わせた現金給与総額(名目賃金)は前年同月比0.2%減の26万5,972円だった。11カ月連続の減少となった。緊急事態宣言が再発令され、残業代にあたる所定外給与が9.3%減となり、1万7,577円が無くなったことが影響した。