日本の20年企業倒産17%減の7,163件 30年ぶりに8,000件割れ

東京商工リサーチのまとめによると、2020年の企業倒産件数は前年比17%減の7,163件で、1990年以来30年ぶりに8,000件割れの低水準となった。負債総額は前年比4.4%減の1兆2,084億円だった。負債総額が減少したのは倒産件数の減少に加え、負債額1億円未満が5,478件(前年6,490件)と全体の76.4%を占めたため。負債額1億円未満の構成比は過去30年間で最高を記録し、中小・零細規模中心に推移していることによるものと分析している。