ミャンマー民主派「統一政府」樹立を宣言 国軍統治を拒否

複数のメディアによると、ミャンマーで4月16日、アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)支持派が、複数の少数民族を幹部に迎えた「統一政府」の樹立を宣言した。国軍による統治を拒否し、国際社会に統一政府への支持と承認を訴えていく構えだ。2020年の総選挙で当選したNLD議員らでつくる「連邦議会代表委員会」(CRPH)が発表した。
拘束中のスー・チー氏とウインミン氏がそれぞれ国家顧問と大統領に留任するとし、副大統領には少数民族の代表カチン氏、首相にはカレンの出身者を任命した。