三井化学 400億円投じ韓国のMDI生産設備を年間20万トン増強

三井化学(本社:東京都中央区)は4月21日、400億円を投じ、韓国の関係会社、錦湖三井化学(本社:ソウル特別市、工場:全羅南道麗水市)のMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)生産設備を増強すると発表した。2021年4月に着工、現行の年間41万トンから同61万トンへ20万トン増強する。2024年1月から営業運転を開始する予定。
MDIは自動車部品、自動車および家具のシートクッション材、住宅や冷蔵庫の断熱材フォームなどに使用されている代表的なポリウレタン主原料。