ミャンマー情勢巡りジャカルタでASEANが臨時首脳会議

ASEAN(東南アジア諸国連合)は4月24日、インドネシアの首都ジャカルタのASEAN事務局で首脳会議を開いた。ミャンマーからは2月1日のクーデターで全権を掌握した国軍のミン・アウン・フライン総司令官が参加した。このほか会議には加盟10カ国のうち、外相を派遣したタイ、フィリピン、ラオスを除く6カ国の首脳が出席した。
会議後公表された議長声明では、ミャンマーの現状に「深い懸念」を表明し、①暴力の即時停止②すべての当事者建設的な対話③ASEAN議長を特使としてミャンマーに派遣-などで合意したとしている。