緊急事態宣言延長による経済損失約1兆円 失業者約7万人増

野村総合研究所は、緊急事態宣言が4都府県で5月31日まで延長され、愛知、福岡両県も追加されることで、さらに1兆620億円の経済損失が生じるとの試算を明らかにした。個人消費が落ち込むことが主な要因で、GDP(国内総生産)は年率で0.19%押し下げられるとしている。4月25日から5月31日までの合計でみると、経済損失は1兆7,600億円に上り、失業者は約7万人増加するとみている。