総選挙委とPPATKが資金洗浄・流れ監視で協力
地元メディアによると、総選挙委員会(KPU)と資金洗浄を摘発する金融取引報告分析センター(PPATK)は、2014年4月に行われる総選挙に向けて、不透明な資金の流れを監視することで協力する。出馬する政党や個人にKPUだけでなく、PPATKにも選挙資金報告させる。
総選挙法では選挙期間中、個人からは100万ルピア以上、企業からは750万ルピア以上の献金を禁止。外国政府や政府系機関からの献金も禁止している。PPATKは現在、国会で審議が停滞している金融取引を規制する法律の早期成立を要請。PPATKが選挙資金の流れを監視する権限を強めることで、総選挙の年に急増する不透明な金融取引を減らしたい考えだ。