給油状態のモニタリング ジャカルタなどで実施目指す

給油状態のモニタリング ジャカルタなどで実施目指す
 日本貿易振興機構(ジェトロ)ジャカルタ事務所によると、インドネシアのエネルギー・鉱物資源省と国営石油プルタミナは、国内の二輪車・自動車など合計1億台を対象に、無線ICタグの取り付けを目指す。同タグの取り付けにより、二輪車・自動車の給油状態をモニタリングする。燃料補助金が財政を圧迫する状況が続く中、補助金付き燃料の販売削減を念頭に置いた措置とみられる。ただ、政府は現時点では具体的な計画はないとしている。
 同タグの取り付けについて、ジャカルタなどの一部の地域では2013年内の完了が目標となっているが、周知や準備不足により実施は困難とみられている。