ASEANの脱炭素に1兆円1兆円支援 経産相

日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)のエネルギー相特別会合が6月21日、オンライン形式で開かれた。この中で梶山弘志経済産業相は、100億ドル(約1兆1,000億円)の投資枠を使った金融支援などで各国の段階的な脱炭素化を後押しする方針を示し、共同声明に歓迎の意向が記された。
支援の対象は再生可能エネルギー導入や省エネ技術のほか、二酸化炭素(CO2)を多く排出する石炭火力発電から排出量が半分程度になる液化天然ガス(LNG)火力発電への転換を想定する。