カニクイザルとコモンマーモセットの全ゲノム解読成功

慶應大学や理化学研究所などの共同研究チームは6月30日、創薬研究に利用される非ヒト霊長類モデル動物のカニクイザルとコモンマーモセットの全ゲノム配列を染色体レベルまでほぼ完全に解読することに成功したと発表した。
カニクイザルはヒトと同じ霊長類で、医薬品開発に用いられる前臨床実験モデル動物としての重要性から活発な研究が行われている。
今回のゲノム解読の成果により、カニクイザルとマーモセットのゲノム情報基盤が整備され、創薬研究における有効性評価、安全性の予測解釈が容易になり、創薬における新たなイノベーションにつながることが期待される。
この研究成果は国際論文誌「サイエンティフィック データ」に2021年6月28日、掲載された。