大企業景況感4期連続改善,2年半ぶり高水準 日銀短観

日銀が7月1日発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業でプラス14となり、前回3月調査のプラス5から9ポイント上昇した。景況感の改善は4四半期連続で、2018年12月以来2年半ぶりの高水準となった。大企業非製造業はプラス1と4期連続の改善で、2020年3月以来5期(1年3カ月)ぶりプラス圏に浮上した。