中国共産党は7月1日、北京の天安門広場で創立100年の祝賀大会を開いた。習近平党総書記(国家主席)は、台湾統一について「党の揺るぎない歴史的任務だ」と強い決意を示した。
習氏は、台湾に平和的な統一を呼び掛ける一方で「いかなる台湾独立の”たくらみ”も粉砕する」とし、中国と対立する台湾の蔡英文政権に警告した。2020年6月に反政府的な活動を取り締まる香港国家安全維持法を制定した香港については、「国家主権と安全、発展の利益を守り、大局的かつ長期的な安定を維持する」と指摘し、民主化運動への抑圧を正当化した。