モンゴルの首都ウランバートル近郊に7月4日、日本政府の650億円の円借款で日本企業により建設された新たな国際空港「チンギスハーン国際空港」が開港した。
新空港はウランバートルの南方約50kmの場所。大型機も離着陸できる3,600mの滑走路を備えていて、年間200万人の受け入れが可能で、空港の運営は日本とモンゴルの合弁企業が担う。
開港式典で、モンゴルのフレルスフ大統領は「モンゴルと日本の協力の新たな象徴であるこの空港が、モンゴルのさらなる発展に大きく寄与するだろう」とあいさつした。また、モンゴル駐在の小林弘之大使が菅首相の祝辞を代読、「新空港が新たな空の玄関口となり、観光や流通を促進し、モンゴルの発展に寄与すると信じている」と述べた。