2013年のインフレ率8.38%へ急上昇 5年ぶり高水準
インドネシア中央統計局は2014年1月2日、13年の消費者物価指数(CPI)が前年比で8.38%上昇したと発表した。燃料補助金削減のため、13年6月下旬に補助金付き燃料を値上げした影響などで、12年の4.30%から急上昇し、5年ぶりの高水準となった。通年のインフレ率は13年度の補正予算で設定した目標値の7.2%を大幅に上回ったが、危惧されていた9%の水準以下に収まった。食材が11.35%と高い伸びとなったほか、運輸・通信・金融が15.36%と上昇。これらが物価を押し上げた。