侍ジャパン 悲願の金メダル 米国破り37年ぶり頂点

東京五輪・野球の決勝戦が8月7日行われ、日本が米国を2-0で破り金メダルに輝いた。日本の金メダルは公開競技だった1984年ロサンゼルス五輪以来37年ぶり。正式競技として1992年バルセロナ五輪から実施されて以来6大会目で初めて。日本は1次リーグ(3連勝)、準決勝、決勝とすべて接線をものにし、5戦全勝で頂点に立った。
決勝戦は先発・森下が5回を3安打無失点に抑え、、その後も千賀、伊藤、岩崎とリレー、9回をクローザーの栗林が安定、投手陣がそれぞれ連打を許さず、見事に米国打線を零封した。一方で打線は、3回に村上が米国先発のマルティネスから打った1号ソロ、8回、米国の3番手の投手マクガフから吉田正が放ったセンター前ヒットの、バックホーム返球が逸れる間に山田が生還し、追加点を奪い、勝利を引き寄せた。