抗体カクテル療法 福岡県が宿泊療養施設で開始

福岡県と福岡県医師会は8月16日、新型コロナウイルス感染者の重症化防止に効果があるとされる「抗体カクテル療法」を、福岡市内の宿泊療養施設で開始したと発表した。同施設での実施は東京都に次いで全国2例目。
対象はワクチン未接種で、50歳以上や糖尿病などの持病を持つ重症化リスクが高い宿泊療養中の感染者。抗体カクテル療法は、ウイルスが細胞に感染するのを防ぐ2つの中和抗体を組み合わせた点滴薬を投与する。