キリンHD ミャンマー事業継続 合弁先とは提携解消方針

キリンホールディングス(HD)の磯崎功典社長はこのほど、ミャンマーでのビール事業を継続する意向を改めて強調した。ただ、現地合弁会社ミャンマー・ブルワリーのパートナーの国軍系複合企業、ミャンマー・エコノミック・ホールディングスとの提携は解消する方針。だが、同社との交渉は停滞している。
磯崎社長は、今後の見通しについて「年内に少しでも進捗させたい」と意欲を示した。そのうえで「先方が交渉のテーブルにつかないようなら”EXIT”(撤退)の覚悟もある」とし、撤退の可能性を排除していないことも示唆した。