中国 初の個人情報保護法案11/1施行 国外企業にも適用

中国国営新華社通信によると、中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会は8月20日、個人情報保護法案を可決した。11月1日に施行する。中国で個人情報の保護に絞った法律の制定は初めて。
ただ、プライバシー保護を理由とした規制強化がさらに進み、IT業界への締め付けが強まる恐れもある。同法では、個人情報の収集時に本人の明確な同意の取得を義務付けるほか、情報の国外移転を制限する。中国国内の個人情報を扱う場合、国外の企業にも同法を適用するとしており、日本を含む各国企業も対応を迫られる可能性がある。