技研製作所(本社:高知市)は8月26日、製造販売する杭圧入引抜機「サイレントパイラー(R)」による圧入工法が、シンガポールの大深度下水道トンネルシステム(Deep Tunnel Sewerage System、以下、DTSS)の立坑工事に採用され、工事が進められていると発表した。この案件は、硬質地盤クリア工法を用いてハット形鋼矢板を圧入した同国初の工事となる。同社が機械を販売し、グループ企業のGiken Seisakusyo Asia Pte.Ltd.(本社:シンガポール)が指導員を派遣している。
シンガポールでは近年、硬質地盤の工事案件が像か傾向にある。今回の工事実績により、シンガポールでの工法提案力を一層強化できると考えている。