日立 フィリピン・南北通勤鉄道駅の昇降機67台を受注

日立製作所(本社:東京都千代田区)は9月8日、フィリピン・マニラ首都圏と郊外を結ぶ南北通勤鉄道(ブラカン州マロロス市-マニラ市ツツバンの38km)の第1期で、設置される昇降機計67台を受注したと発表した。日立グループとしてフィリピンで初の鉄道システム向け案件。
同鉄道路線は1日に20万人以上の通勤客の利用が見込まれている。フィリピン政府が全面的に主導する案件で、首都マニラおよび近接する地域の既存の公共交通を拡張し、交通渋滞の緩和を目指すもの。日立エレベーターフィリピン社が、2023年5月までにエレベーター、エスカレーター合わせ67台の昇降機を納入する。