2014年の外国人観光客誘致目標を920万人に引き下げ
インドネシア政府は2014年の外国人観光客の誘致目標を従来の1000万人から920万人に引き下げた。世界経済の減速を受けて同国を訪れる外国人観光客数の増加ペースが鈍化、目標の下方修正を迫られた。現地紙が報じた。
インドネシア中央統計局によると、13年1~10月の外国人観光客数は前年同期比8.36%増の713万人、観光収入は同8.17%増の98億7000万㌦(約1兆355億円)だった。12月までの通年では目標の900万人に対して863万人にとどまったとみられている。政府は12年に続く目標未達成という結果を受け、観光客の増加ペースが回復するには時間がかかると判断。14年の目標引き下げを決めた。