2013年の訪日インドネシア人は38%増の13万人に
法務省が1月9日発表した出入国管理統計によると、2013年に日本を訪れたインドネシア人は12年比38%増の13万人(速報値)だった。安倍政権の経済政策「アベノミクス」による円安効果で日本への旅行が割安になったことや、ビザの発給要件が緩和されたことなどが寄与したとみられる。13年に日本を訪れた外国人の総数(速報値)は1125万4841人で、初めて年間1000万人の大台を突破した。東南アジアではタイの44万人(12年比77%増)をはじめ、シンガポール19万人(同34%増)、マレーシア17万人(同38%増)、フィリピン10万人(同32%増)などいずれも急増している。
訪日外国人数は国土交通省が所管する日本政府観光局の推計で13年12月20日に初めて1000万人を超えた。法務省の統計は永住者や特別永住者で一時的に出国して再入国した人も含めており、日本政府観光局の数字より多くなる。