米 「民主主義」評価し台湾のTPP加盟申請を後押し

米国務省のプライス報道官は9月24日、非加盟国の米国として加盟の是非を判断する立場にないと前置きしたうえで、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に加盟申請した台湾について、世界貿易機関(WTO)の責任あるメンバーであり「民主主義の価値を信奉している」などと指摘し、加盟にふさわしいと後押しする立場を示した。一方、中国については「非市場的な貿易慣行」などと批判し、対照的な評価を下した。