ジャカルタ特別州が課税評価額を5年ぶり大幅改定へ
ジャカルタ特別州は、土地建物税の指標となる課税評価額(NJOP)を見直し、5年ぶりに引き上げる。同州のアホック副知事は1月8日、課税評価額が4年間変わっておらず、市場の実勢価格とつり合っていない。2014年はNJOPを必ず引き上げると強い姿勢を示した。地元紙が報じた。
同副知事は、州のインフレや成長率に比べ税収入が低いことを問題視。汚職がからんでいる可能性もあるとして、徴収に関する新しい条例を策定する意向も示した。
評価額が改定されれば、地域によって120~140%上昇する。上昇率が最も高いのは南ジャカルタのジャガカルサで1平方㍍当たり116万7682ルピアが279万6625ルピアになる見込み。