トヨタ自動車は10月1日、立ち乗りタイプの三輪電動モビリティ「C+walkT(シーウォークティー)」を発売したと発表した。小型の電気自動車(EV)と位置付け、空港やショッピングモールのほか、公園や私道での利用を想定する。今後は座り乗りタイプの販売も予定する。シーウォークティーは立ち乗りタイプで、高さは121cm、全長を70cmと歩幅程度の長さにすることで、周囲への圧迫感を抑えた。走行時に足を載せるステップの高さ15cmで乗り降りしやすくしている。
ハンドル左右のアクセルレバーを操作するだけで発進、加速、減速、停止ができるようにした。速度は時速2~10kmの6段階に設定できる。フル充電に2時間30分を要し、約14km走行することができる。公道(車道と歩道双方)での走行は規制されている。価格は約34万円から。