中国の戦闘機が台湾防空圏に大量侵入 連日の威嚇続く

台湾の国防部(国防省)は10月2日、中国の戦闘機など20機が防空識別圏(ADIZ)に大量侵入したと発表した。1日には過去最多の38機が侵入しており、連日の大量侵入を繰り返し、威嚇行為を続けている。祖国統一を掲げる中国が、抵抗する台湾に軍事力を誇示する狙いがあるとみられる。
こうした状況を受け、台湾の呉外交部長(外相)は2日、ツイッターに「(台湾に対し)中国軍はもはや何の言い訳もしなくなっている」と投稿している。