運航開始のハリム空港付近で早くも交通渋滞が問題に

運航開始のハリム空港付近で早くも交通渋滞が問題に
 1月10日に商業運航を開始したばかりの東ジャカルタのハリム空港で、付近の交通量が急増し、早くも交通渋滞が問題となっている。地元メディアが報じた。空港へのアクセスがハリム・プルダナクスマ通りのみのため、空港に出入りする乗用車が渋滞を引き起こしているもの。現在はシティリンク1社のみの乗り入れだが、2月から段階的に3者が乗り入れる予定で、利用者の一層の増加が見込まれ、これに伴いさらなる渋滞の悪化が予想される。
 警視庁は11日、運営会社の国営第2アンカサプラに対し、空港へつながる道路の拡張工事を提案。第2アンカサプラの担当者は専門家の調査結果を踏まえたうえで対策を決めるとしている。ジャカルタ特別州公共事業局は、同空港では1時間1200台の車が乗り入れると予測し、同通りの拡張工事への予算配分を検討している。