21年度4~9月の飲食業倒産338件 支援金で抑制22.4%減に

東京商工リサーチのまとめによると、2021年度上半期(4~9月)の飲食業倒産(負債1,000万円以上)は、前年同期比22.4%減の338件で、年度上半期では2016年度同期以来5年ぶりに減少した。
コロナ関連融資や給付金、協力金などの支援策が飲食業の資金繰りを下支えし、倒産件数は抑制された。ただ、飲食業倒産のうち、コロナ関連倒産は158件と約5割(構成比46.7%)を占め、新型コロナの影響の大きさが改めて浮き彫りになった。
「酒場・ビヤホール」が76件(うち新型コロナ関連倒産42件)、「バー・キャバレー・ナイトクラブ」が32件(同14件)とコロナ関連倒産は高水準にある。